提供。
2007-01-07T04:39:19+09:00
youused
提供するよ。
Excite Blog
Mark Fry
http://usedto.exblog.jp/4862843/
2007-01-07T04:39:19+09:00
2007-01-07T04:39:19+09:00
2007-01-07T04:39:19+09:00
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音楽
『Dreaming With Alice』
御茶ノ水のジャニスのアシッドフォーク特集で見つけたMark Fly。たしかイギリスの人だった気がするけど、イタリアのレーベルから出してるみたい。これがもう、素晴らしくぶっ飛んでます。
リバーブかかりまくりの深い悲しげな歌声に、美しくループするフォークギターがたまらん。迷った深い森の中でもう抜け出すを諦めて、音楽作っちゃいました!みたいな、もの悲しいのに手拍子打てちゃう感じの作品です。トラッド要素もあり、サイケロック要素もあり、ギター弾きまくり、ノリと陶酔感たっぷりで聴いてて飽きないです。いちいち曲の間に入る短い挿入曲がなければ100点あげちゃう。]]>
CITY OF GOD
http://usedto.exblog.jp/3964088/
2006-08-10T04:47:00+09:00
2006-08-10T04:48:40+09:00
2006-08-10T04:47:12+09:00
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映画
監督:フェルナンド・メイレレス
久しぶりにスゲェ映画を見た。実際にブラジルであった事件を元に作られたギャング映画なんだけど、とりあえず人死にまくり。銃の嵐。あげくの果てには子供も笑って撃ち殺すっていう物凄い映画であります。たしかに恐ろしい内容ではあるんだけど、これがもう最高なんだよ。主軸の物語の中に様々なサイドストーリーや色々な視点が挿入されてて、構成が凄い。疾走するかのようなテンポも良くて、見ていて飽きないし、次はどうなるのかとワクワクしてしまう。
自分が映画に求めることっていうのは、自分が体験できないような非現実を仮想体験して感動を得るということなのだけれども、この映画のようなことが実際にあったなんて、なんていう非現実な現実なんだ。映画だけにしろよマジで。ブラジル頑張れ。]]>
トラッド・フォーク
http://usedto.exblog.jp/3441103/
2006-05-16T04:06:00+09:00
2006-05-16T04:13:49+09:00
2006-05-16T04:06:18+09:00
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音楽
これが熱い。
60s後半~70sにかけてのトラッド・フォークはロックの影響もあって、美しいメロディを兼ね備えた激しさがあり、素晴らしい陶酔感を与えてくれます。
Fairport Convention
『Liege & Lief』
ユニオンで一番安いトラッドのCDを探してたら、名前を知ってたフェアポートコンベンションが840円であったので即効買い。後で調べたら、偶然にもこいつが怪物でした。フェアポート・コンベンションの最高傑作と名高い4thだそうで。同時に英国音楽の歴史的名盤とまで言われてしまう、それはもうアリガタイ作品らしいのです。実際、内容も肩書きに相応しい音楽やってます。②「Reynardine」のサンディの高揚感溢れるヴォーカル、③「Matty Groves」や⑦「Tam Lin」のイカレちゃいそうなくらいの陶酔を与えてくれるグルーヴ感。ロック好きも体を揺らしてしまうこと間違いなしな熱いアルバムとなっておりますよ。私は、もうこれなしじゃいられない身体にされてしまいました。
Vashti Bunyan
『Just Another Diamond Day』
御茶ノ水のジャニスで、「英国フォークの大名盤!」とか書いてあったから思わず手に取ってしまった何だか見たことのあるジャケ。中のブックレットを読んでみてビックリ。CDでの再発がされるまでは、トラッド・フォークのヲタク達の間では10万単位で取引されていた幻のアルバムだったらしい。そんな凄い作品が300円ちょいでレンタル出来ちゃうなんて、何て素晴らしい世の中なのだろうか。これがまた素晴らしい内容なのだから「幻」の由縁に納得してしまうのですよ。ヴァシュティ・バニアンの壊れそうな、悲しく、怪しく、美しい、その歌声は「神々しい」という最上級の形容詞がついてしまいます。短い無駄を一切取り除いた極上のフォークソングが揃ってます。聴き方によっちゃ、涙します。]]>
まぼろし
http://usedto.exblog.jp/2644623/
2006-02-02T05:15:47+09:00
2006-02-02T05:16:12+09:00
2006-02-02T05:15:47+09:00
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映画
監督:フランソワ・オゾン
この映画はこれまで見てきた数ある名ラストシーンの中で3本の指に入ります。第三の男と、これと、あと何だろう・・・って感じ。あれに匹敵するってんだからもう間違いないですよ。色んな解釈ができ、悲しくもとれるし明るくもとれる。人によってハッピーエンドな映画か否かが分かれるんじゃないでしょうか。自分は始めはハッピーエンドかと思ってたけど、友人と意見を交わしたらまた違う見方を得ることができましたよ。いやぁ素晴らしい。
この作品は、「静寂」とも「狂気」とも言える雰囲気の作品となっています。純粋にこの映画を味わって欲しいから、ネタバレ記事は書きません。だから、これ読んでどんな作品だろうとアマゾンやらレビューサイトやらを検索しないで、そのままレンタルショップに駆け込んでいただきたい。唯一つだけ、「ラストシーン」という先入観を持って見れば物語のそれぞれのシーンをつなぎ合わせて感じることができると思います。悲しげだけど、凄く綺麗な映画です。激オススメ。]]>
勝手にしやがれ
http://usedto.exblog.jp/2644570/
2006-02-02T04:48:12+09:00
2006-02-02T05:16:22+09:00
2006-02-02T04:48:12+09:00
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映画
監督:ジャン・リュック・ゴダール
とうとうゴダール作品に手を出してしまいました。と言っても、本作は難解さはほとんどなく、素直なストーリーとなっている。最近になって、ヌーヴェル・ヴァーグと呼ばれる作品にちょいちょい触れるようになってきたが、その記念碑的存在とも言われる本作に、ヌーヴェル・ヴァーグっぽさをあまり感じ取れなかったのは、自分が未熟だからだろうか。未熟って言い方もおかしいか。まぁ、何事も最初はハテナマークから始まるものだ。
おおまかな流れは、ワルな主人公のミシェルが警察殺しちゃって、警察に追われながら女と過ごすみたいな感じ。とにかく煙草ふかしまくりの主人公ミシェルがかっこ良すぎる。こんな肝が据わったヤツいるんだろうか。劇中のセリフも後半になっていくにつれて味を増して行き、小説を読んでる気分になってくる。ラストシーンのロングカットも示唆的なものを感じられて、深さを感じる。ゴダール作品だと身構えていただけに、ちょっと呆気なさを感じたが、かっこいいオシャレ映画なんじゃないだろうか。パリのシャンゼリゼのシーンが物凄く美しくて感動した。
映画を考えながら見ようとしたが、ストレートなストーリーに見入ってしまった。この映画はそういう映画でいいのかもしれない。たぶん。
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夢みるように眠りたい
http://usedto.exblog.jp/2581197/
2006-01-26T00:31:17+09:00
2006-02-02T05:16:31+09:00
2006-01-26T00:31:17+09:00
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映画
監督:林海象
86年公開の邦画で、佐野史郎が始めて映画に出た作品だとか言ってた気がする。一部以外はほとんど無声映画みたいなもので、もちろん白黒だし、撮り方もチープさというかレトロさというか、そのような感じの表現が絶妙で、雰囲気は最高だった。やはり、白黒でこれだけの映像美を見せられると、カラーの良さを越えてしまうね。
ストーリー自体も、物凄く優しい切なさがあって、心地いい感動を得ることができる。探偵である主人公は誘拐された女性を救うための依頼を受け、謎を解いていくんだけど、その先にあったものは・・・って感じ。その先にあったものは映画のタイトルそのものだよ。凄くいいタイトルだなぁ。俺もこんな風に夢みるように眠れたらいいのにと思います。ラストシーンが意味的にも映像的にも素晴らしい。映画のラストシーンってこうでなきゃ。]]>
8 1/2
http://usedto.exblog.jp/2559185/
2006-01-23T19:51:16+09:00
2006-01-23T20:06:06+09:00
2006-01-23T19:51:16+09:00
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映画
監督:フェリディコ・フェリーニ
フェリーニの代表作として名高い作品。主人公は「救いのない映画」ばかり作ると批評される映画監督だ。物語はこの監督の苦悩を描いたものとなっている。難解なのは承知の上で見たが、やはり一つ一つ話を追っていくのが大変だった。しかし、その難解さも表現としては不思議な世界観を創り出している要素なのだ。映像美も然ることながら、やはり一番この作品で美を感じる点は、その表現力にある。主人公の子供時代の回想シーンや、妄想の中でのハーレムのシーンなどは特に強烈な印象を受け、脳裏に焼きついて離れない。ラストシーンを自分は、主人公の行き着いた、過去との葛藤や死んだ霊(スピリッツ)を消し去る「解放」の最高の表現であると解釈した。なので、見終わった後は難解な映画にも関わらず、何だかスッキリした気分になった。忘れたころにもう一度見たい。
ちなみに、間違いなく素晴らしい映画だと思います。]]>
戦場のメリークリスマス
http://usedto.exblog.jp/1327821/
2005-10-08T04:03:19+09:00
2005-10-08T04:04:22+09:00
2005-10-08T04:01:20+09:00
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映画
監督:大島渚
ベタ褒めばっかりだから、たまにはちょっと違った形で。
別にこの映画は見て凄く感動したとか、そういうんじゃないんです。とりあえず有名だし、見とこうと思ったら予想と違って全然ポピュラーな映画じゃありませんでした。なんていうか、混沌。シナリオとか録り方とかそういうことを言ってるんじゃなくて、一つ一つの場面が個々に存在してるみたいな感覚と、日本人の英語のヘタクソさと、外国人の日本語のヘタクソさと、学生服着ちゃってるボウイと、、、なぜか見てて目が回る気分でした。主題としては、個人的な信念を互いに対決させながら、そこに相手に対する何かしらの感情が生まれていくっていう感じに捉えました。その感情ってのは理解なんだか尊敬なんだか畏怖なんだか友情なんだか愛情なんだかよくわからないんですけどね。あとは単純に過去に対する罪の意識を「死」と結びつけるっていう悲劇的なところかな。
てか、この映画キャスティングがおかしい。坂本龍一、デヴィット・ボウイ、ビートたけし、三上寛、、、みたいな。何だよ、これ。いやぁ、それにしても、たけしの演技って何でこんなに怖いんでしょうか。殺気っていうか何ていうか。笑顔さえも怖い。
音楽担当はもちろん坂本龍一で、主題歌は有名なアレです。]]>
独裁者
http://usedto.exblog.jp/1293144/
2005-10-06T03:55:05+09:00
2005-10-07T03:21:22+09:00
2005-10-06T03:53:03+09:00
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映画
監督:チャールズ・チャップリン
チャップリンの初トーキーにして、トーキー自体にとっても革命となったという曰くつきの作品。自分にとってチャップリン映画の中で一番興奮し、感動した作品だ。
この映画を喜劇と見ない意見もあるようだが、自分は喜劇であるからこそ素晴らしい作品なのだと思っている。だって、あのナチスですぜ?ヒトラーですよ?こいつを喜劇で笑いものにするなんて誰が考えますか。現代ならまだしも、あの時代に。たぶんこの映画が発表された当時に見ていたら万倍の感動があったのではないかと思います。いや、もしかしたら今だからこそ見るべき映画なのかもしれませんね。
チャップリンは記憶のない理容師と独裁者(ヒトラー)の二役を演じています。ヒトラーの真似が物凄くいいです。めちゃくちゃ言ってるだけにしか聞こえないってとこがまた皮肉っぽくてね。風船の地球儀と戯れるシーンも有名ですが、やはりラストの演説シーンでしょう。これはもう、素です。役でも何でもないチャップリン自身がそこにいる気がします。当時のトーキーでここまでしゃべくりまくるってのも掟破りだったみたいです。ヒトラーの格好したやつが愛と平和をマジで叫ぶんですよ?ため息しか出ませんわ。あっぱれでございます。]]>
茶の味
http://usedto.exblog.jp/1227698/
2005-10-02T16:28:51+09:00
2005-10-02T16:25:56+09:00
2005-10-02T16:25:56+09:00
youused
映画
監督:石井克人
これはコメディなんだろう、たぶん。何とも温かく、何ともサイケな作品となっております。でもそのサイケ要素さえも温かい。田舎っぽい雰囲気もよく、見ながら幸せを感じられる映画ですねこれは。
しっかりと観客をついてこさせる強引な脚本作りがされているわけではないので、事件が起きて解決に勤しんでつまづくけど最終的には解決してハッピーエンド!的な典型的な形はしていません。全体的にそれぞれのストーリーが漂いながら進行していきます。展開を見る映画ではなく、アンビエント音楽を聴くかのように漂っているものを感じながら見ることの出来る映画なのではないでしょうか。そこには、甘酸っぱい恋心、笑えるような不思議な出来事、そして家族愛が漂っています。その雰囲気が気持ちよくて、俺なんかはずっとニヤニヤしながら見てましたね。
浅野が野糞デビューしたときの話をするシーンがお気に入りです。語りの自然さといい、やはりこいつは偉大だと実感しました。
何か一息入れたい気分のときにでも、力を抜いて何も考えずに見てみましょう。]]>
夢
http://usedto.exblog.jp/1226806/
2005-10-02T15:11:12+09:00
2005-10-02T15:09:01+09:00
2005-10-02T15:08:18+09:00
youused
映画
監督:黒澤 明
「黒澤映画を一つも見たことがない人は確実に人生の何分の1かを損している。」という誰かさんの何とも強引な名言がありますが、自分は黒澤作品はまだこの『夢』しか見たことがないです。
この作品は短編集です。それぞれの最初に、「こんな夢を見た」という書き出しで始まります。もうタイトルそのまま、夢を映画化したという作品ですね。8つの「夢」があるのですがどれも関係性はなく、それぞれ全く違った雰囲気、内容が描かれています。あくまで、「夢」であるのでシナリオなんてものはハナから在ってないようなもので、この映画の真髄は映像の美しさ、そして戦争や環境問題などの問題啓発的要素にあると思います。まぁ、それはホント見ないとわからないものですので、とりあえず見てください。ただ単に映像の美しさだけとっても、動けなくなくなるくらいの雰囲気作りが成されています。これは本当に最高峰なんじゃないかと。
自分は第一話目の狐の嫁入りの場面の森が物凄く好きです。靄(もや)がかって幻想的な雰囲気なのに、どこかしら和風で直線的な締まったものが感じられる何とも不思議な雰囲気です。
たしかに、黒澤すげぇ。]]>
Sonic Youth
http://usedto.exblog.jp/1221780/
2005-10-02T03:18:02+09:00
2005-10-04T22:47:57+09:00
2005-10-02T03:15:24+09:00
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音楽
最初にレビューするのはSonic Youthです。なぜかってこいつらのCDが一番多いからだよ。自分の持ってるCDごとに書きますぞ。
『Bad Moon Rising』
インディーズ時代の3rd。アルバム全体の雰囲気は暗い感じ。最近買ったばかりでそこまで聴き込んでるわけじゃないんだけど、これは虜になる音だ。決してリズムに体を揺らすようなアルバムじゃないんで注意。逆に旋律は凄いキレイでSonic Youthの良さである「心地良いノイズ」が存分に味わえる作品だね。個人的マスターピースになりそうな予感。
『EVOL』
86年発表の4th。個人的に大好きな作品。我が敬愛する冴えないドラマー、スティーブシェリーが加入して初めての作品となるこれは、レコーディングにこだわったのかどうか知らんが他の作品とは違った感じの音質だと思う。とにかく美しい。欠落のある優しさと言ったらいいのか、可愛らしくもあり非常に冷たくもある不思議な印象を与えられる。⑨の「Expressway To Yr Skull」は涙出そうになるほどドラマチック。オススメ盤です。
『Daydream Nation』
インディーズ最終作。これを聴かずしてSonic Youthは語れない、否、オルタナは語れないと言ってよろしい名盤です。カートがなりたかったっていうSonic Youthとは正にこれのことなんでしょう。月並みで申し訳ないが、①「Teen Age Riot」は殺人級の名曲。このアルバムからSonic Youthを聴き出す人が一番多いんじゃないだろうか。歴史的アレ。
『Goo』
メジャーデビュー作。ツタヤとかの名盤特集でよく挙げられてるよね。よく「ポップになった」とか「ノリが重視された」とか言われるけど、自分的には全然アリ。ていうか普通にインディーズ時代からノリノリだろ。たしかにメジャー移籍のおかげかわからんけど、音にまとまりが出たから初期の混沌要素が薄れた作品ではあるね。前作と同様ロックなアルバムですよ。Dinosur jrのJが参加してるって書いてあったから耳を済ませてみたら薄くうめきみたいのが聞こえるだけだったから笑えた。
『Dirty』
俺が高校のときに友人に借りて聴いたSonic Youth初体験のアルバム。当時の感想は「かっこいいけど、汚い。」 タイトル通りじゃないか。ハッキリ言ってこのアルバムはカッコ良すぎ。Sonic Youthってどんな音楽?と聞かれたら、このアルバムの音をまず最初に思い浮かべますね。今までの作品の中でまとまった楽曲が一番揃ってるんじゃないだろうか。これを聴かずして死ぬなんてことのないようにしましょう。
『Washing Mchine』
95年発表の洗濯機。このアルバムを基点としてSonic Youthの音が新しい方向へと向かっていく気がします。一言で言えば「キレイ系」に。純粋で美しいギターノイズ。メロディとは真逆であるはずのノイズがここまで綺麗に聞こえるってのはどういう魔法なんでしょう。この作品は主にベースなしの3本ギターで作られています。音の起伏というよりもその重なり合い、混ざり合いを感じられる作品となってますね。約20分もある⑪「The Diamond Sea」はトリップできますね。これは麻薬だ。。
『A Thousand Leaves』
98年発表。ミニアルバムなどを含めると通算14作目。前作でキレイ系に向かったなんて書いたけど、これはよく実験作とか呼ばれるようにちょっとその流れとは違った場所にいる作品。確かに何となく聴く分にはキツイ作品だね。実際俺もあんまこのCD聴かないし。でも④の「Wild Flower Soul」が大好きなんです。表ジャケからしてそうだけど、この作品のジャケは女の子チック。ていうか内ジャケにキム写りすぎ。
『NYC Ghost & Flowers』
2000年発表のジムオルークプロデュース作品。プロデュースだけじゃなくて演奏にも参加してるみたいね。もうここに来て近年にみるSonic Youthの音が確立されてる感じ。誤解を恐れずに言うけど、これはもう既に癒し系音楽ですな。①「Free City Rhymes」や⑦「NYC Ghosts & Flowers」は下手すると気持ちよすぎて寝ますよ。ヴェルヴェット的な要素が感じられる、②「Renegade Princess」も最高。
『Murray Street』
02年発表。前作のプロデューサーのジムオルークを正式にバンドメンバーに加えての初作品。最強とは正にこのこと。近年作品の中で最高傑作と呼び声高い作品。今までにないほど「楽曲」というものを強く感じる曲が並ぶ。優しく、美しく、且つポップな出来といえるんじゃないだろうか。「捨て曲がない=名盤」と定義されるなら完璧な、大名盤である。捨て曲がないんだからどの曲がいいなんて言えないっしょ。歌ものが多いにも関わらず、ちゃんとソニックユースしてますよ。
『Sonic Nurse』
04年発表の17作目。前作と同様でメロディー重視の内容。「ていうか、前のと似てるよ」って声もチラホラ。ムーレイより先にこっちを聴いてた俺はどっちかというとナースの方が印象強いな。当初は毎日こればっか聴いてました。読書、睡眠にも使えてしまうSonic Youthなんてビックリだね。キレイな曲が目白押しですよ。自分の感想としてはこのアルバムはドラムのスティーブ・シェリーが際立った作品だと思います。存在を主張しすぎないのに面白いことやってるっていう何とも憎いドラムですね。何と言ってもこの音!こんなキレイなドラムの音そうないっスぜ。激オススメ盤ですな。
以上がSonic Youthです。見てわかるように、こいつらに良くない作品なんてないんです。それだけじゃなく、凡作がないんです。全てが音楽的意義に溢れた作品だと思います。
難しいけど、自分的ベスト3を挙げろと言われたら、『EVOL』、『NYC Ghost & Flowers』、『Sonic Nurse』ですかね。これからSonic Youthを聴こうと思う人には『Daydream Nation』を強くオススメします。]]>
THE STING
http://usedto.exblog.jp/1221587/
2005-10-02T02:54:15+09:00
2005-10-02T02:52:44+09:00
2005-10-02T02:51:20+09:00
youused
映画
監督:ジョージ・ロイ・ヒル
73年アカデミー賞を作品賞を含む6部門受賞という怪物映画。基本的にアカデミー賞はあんまり信用してないんですけど、この映画は文句なしによかった。
舞台は1936年のシカゴ。詐欺師が仲間を殺された復讐として裏世界の大物相手に騙しで大金を巻き上げるというもの。あらすじとしては有りがちだね。主演はロバート・レッドフォードとポール・ニューマン。とりあえずこの二人がどうしようもなくかっこよすぎる。この二人が中心となって敵を罠にかけるんだけど、それだけじゃないところがこの映画の面白いところ。見ている観客さえもこの映画に何度も騙されてしまうんですよ、これが。
騙しの巧妙さや、その緊張感などがひしひしと感じられる、もうホント観客を楽しませることを極めている映画だと思います。
よく言われる言葉だけど、
「That's Entertainment!」
この言葉が一番似合う映画ではないでしょうか。
まだ見てない人、あなたが一番この映画を楽しめるはずです。是非。]]>
PULP FICTION
http://usedto.exblog.jp/936195/
2005-09-14T18:03:33+09:00
2005-10-02T03:04:06+09:00
2005-09-14T18:01:44+09:00
youused
映画
監督:クエンティン・タランティーノ
この映画もずるい。王道過ぎてまだ見てないなんて人もいるんじゃないか。
ただ単純に楽しめる映画なんだけど、構成の工夫がすごい。あそこまでバラバラにしてるのに、「は?今なに?どこ?」っていうような違和感がない。いや、ないことはないんだけどそんな疑問よりもその構成の魔法にかかってしまうのだよ。これはホント凄いよなぁ。。
音楽もカッコイイ!基本的に音楽でなんとなくの映画の良し悪し決まっちゃうよね。ストーリー悪かったらそんなん映画じゃねーって話だし。見てる側のテンション作りとしての音楽ってのはめっちゃ大事だね。そうすると、パルプのオープニングなんて完璧なんじゃね?あれはもう期待しまくっちゃうよなぁ。最初から見るテンションがガーと上がるからワクワク感に包まれながら映画を見ることができる。すげぇや。
キャストは超豪華。ジョン・トラヴォルタ、サミュエル・L・ジャクソン、ユマ・サーマン、ブルース・ウィリスなどなど。あとタランティーノ本人も出ちゃってるし。ていうか、なんて美しいんだユマ・サーマン。役柄もかっこいいし、近寄りがたい危なさもかなり醸し出ている。この映画は部分部分でも、もちろん楽しめるんだけど、やはり全体通しての面白さを感じるべき映画だと思う。そうすれば驚きという感動は間違いなく得られるね。見ていて喜びと興奮でいっぱいになれるよ。
ひとつ気になる点をあげるとすれば、ブルース・ウィリスが何かかっこつけすぎで浮きまくってるところかな。
ある意味でバカ映画なんだけど、愛すべき映画になるはず。]]>
時計じかけのオレンジ
http://usedto.exblog.jp/935769/
2005-09-14T17:27:46+09:00
2005-09-14T17:37:06+09:00
2005-09-14T17:25:22+09:00
youused
映画
監督:スタンリー・キューブリック
こういう有名すぎる王道映画をレビューするのはどうかと悩んだけど、イイモノを紹介する目的に反することとなるので気にせずレビュー。うーん、どうだろう。。
いや頑張る。これを始めて見たのは大学の映画が見れる施設でだった。自分にとって初のキューブリック作品。始まると同時に大股開いたマネキンが乱立するサイケな部屋で変な白い服着たピエロみたいな兄ちゃんが自信ありげに座ってる。やったー!わけんわかんないぞー!
ちょっとすると、いきなりレイプシーン。大学で席が密接している部屋、両サイド女の子の状態で小さい画面に映るレイプシーンを腕を組んで見る俺。さ、最高だぜ。
この映画は考えさせられる。いや、ていうか考えながら見ずにはいられないんだからしょうがない。小説を読みながら頭で映像を動かすのと相似した行為として、こういう映画は映像見ながら自然に頭の中で考えが動くんだよね。だから小説によるイメージが人によって異なるように、映画見て浮かぶイメージってのも異なるもんだ。だから映画って面白い。このイメージを作らせるのが芸術ってもんじゃないのか。そういう意味で言えば、この映画はイメージの洪水が起こる。暴力を愉しむアレックス、奇妙な用語、クラシック音楽、サイケな装飾、ファッション、エロ、マインドコントロール、すべてが芸術要素となって映像として俺の前に現れるんだ。これ極上よ。それだけじゃなく、ちゃんとしたテーマ性も感じとれる。暴力という悪を題材にしたいかにも皮肉めいた感じ。まぁ、そこらへんも考えるべき事柄ではあるのだけれども、やはりこの有無を言わせぬセンスに頭が上がりません。
最強のオシャレ映画だと思います。]]>
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