提供するよ。


by youused

時計じかけのオレンジ

『時計じかけのオレンジ』
監督:スタンリー・キューブリック
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こういう有名すぎる王道映画をレビューするのはどうかと悩んだけど、イイモノを紹介する目的に反することとなるので気にせずレビュー。うーん、どうだろう。。
いや頑張る。これを始めて見たのは大学の映画が見れる施設でだった。自分にとって初のキューブリック作品。始まると同時に大股開いたマネキンが乱立するサイケな部屋で変な白い服着たピエロみたいな兄ちゃんが自信ありげに座ってる。やったー!わけんわかんないぞー!
ちょっとすると、いきなりレイプシーン。大学で席が密接している部屋、両サイド女の子の状態で小さい画面に映るレイプシーンを腕を組んで見る俺。さ、最高だぜ。

この映画は考えさせられる。いや、ていうか考えながら見ずにはいられないんだからしょうがない。小説を読みながら頭で映像を動かすのと相似した行為として、こういう映画は映像見ながら自然に頭の中で考えが動くんだよね。だから小説によるイメージが人によって異なるように、映画見て浮かぶイメージってのも異なるもんだ。だから映画って面白い。このイメージを作らせるのが芸術ってもんじゃないのか。そういう意味で言えば、この映画はイメージの洪水が起こる。暴力を愉しむアレックス、奇妙な用語、クラシック音楽、サイケな装飾、ファッション、エロ、マインドコントロール、すべてが芸術要素となって映像として俺の前に現れるんだ。これ極上よ。それだけじゃなく、ちゃんとしたテーマ性も感じとれる。暴力という悪を題材にしたいかにも皮肉めいた感じ。まぁ、そこらへんも考えるべき事柄ではあるのだけれども、やはりこの有無を言わせぬセンスに頭が上がりません。
最強のオシャレ映画だと思います。
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by youused | 2005-09-14 17:27 | 映画