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by youused

独裁者

『独裁者』
監督:チャールズ・チャップリン

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チャップリンの初トーキーにして、トーキー自体にとっても革命となったという曰くつきの作品。自分にとってチャップリン映画の中で一番興奮し、感動した作品だ。
この映画を喜劇と見ない意見もあるようだが、自分は喜劇であるからこそ素晴らしい作品なのだと思っている。だって、あのナチスですぜ?ヒトラーですよ?こいつを喜劇で笑いものにするなんて誰が考えますか。現代ならまだしも、あの時代に。たぶんこの映画が発表された当時に見ていたら万倍の感動があったのではないかと思います。いや、もしかしたら今だからこそ見るべき映画なのかもしれませんね。
チャップリンは記憶のない理容師と独裁者(ヒトラー)の二役を演じています。ヒトラーの真似が物凄くいいです。めちゃくちゃ言ってるだけにしか聞こえないってとこがまた皮肉っぽくてね。風船の地球儀と戯れるシーンも有名ですが、やはりラストの演説シーンでしょう。これはもう、素です。役でも何でもないチャップリン自身がそこにいる気がします。当時のトーキーでここまでしゃべくりまくるってのも掟破りだったみたいです。ヒトラーの格好したやつが愛と平和をマジで叫ぶんですよ?ため息しか出ませんわ。あっぱれでございます。
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by youused | 2005-10-06 03:55 | 映画